食生活やスキンケアを見直しても、なかなかニキビが治らないという場合、
皮膚科を受診して治療を受けてみてはいかがでしょう。

皮膚科でのニキビ治療と聞くと健康保険が適用されず、治療費が高額になるのでは・・
というイメージを持っている方もいるかもしれませんが、治療方法によっては健康保険が適用されます。

3割負担という場合、かなり治療費は安く済むので、早めに治療を行う事をおすすめします。
皮膚科では健康保険内で受けられるニキビ治療の場合、軟膏を処方するケースが多いようです。

ニキビの原因となるアクネ菌などを殺菌する抗生物質が配合されている軟膏や、
毛穴詰まりを解消するピーリング作用のある軟膏が治療に用いられます。

軟膏の種類や量によって費用には違いがありますが、3割の自己負担であれば
約1000円から3000円程度という価格帯が相場です。

また、軟膏以外にビタミン剤が処方されるケースも多いようです。

ビタミンCやビタミンAといったビタミンを、摂取する事で体の中からニキビが早く治るようサポートを行います。
ビタミン剤の処方にかかる費用相場は、28日分で約2000円程度となっています。

東洋医学に力を入れているクリニックの場合、漢方薬を処方するケースも多いようです。
漢方は体質改善や肌質改善によって、ニキビが出来にくい状態へと整える効果が期待出来ます。

漢方薬も健康保険が適用されるので、自己負担は3割で済みます。
漢方薬の種類によっても、やはり価格には違いがありますが、診察代込みでも3000円から5000円程度で済むでしょう。

健康保険が適用される治療であれば続けやすいですが、より効果を求めるのであれば
自由診療となる美容医療でのニキビ治療にチャレンジしてみるのも良いでしょう。

美容医療は保険適用外ですが、その分高い効果を得られるのが特徴です。
ニキビの場合、トレチノインというクリーム状の外用薬を処方されるケースがあります。

トレチノインの平均価格は5グラムで約2000円程度が相場です。