顔のお肌に生じる様々なトラブルの中でも
特に目立ってしまうのがニキビ跡です。
これができる原因や症状の出方は色々なものが
考えられますが、その中でも特に多いものとしては
血液中の色素が沈着することが原因となって
お肌が赤くなってしまうというものが挙げられます。
ニキビの炎症によって皮膚の深いところにある組織がダメージを受けると、
血管まで損傷を受けて血液が周囲に流れ出し、血液の中にある
ヘモグロビンという赤い色素が酸素を失って変色を起こし、
それが沈着することにより生じるのです。
これを治療する方法としては、ダイオードレーザーを
用いたものが効果的であると言われています。
ダイオードレーザーは赤い色に反応する性質を持っているレーザーです。
これを赤くなっているニキビ跡の部分に照射するとレーザーの光が熱エネルギーに変わり、
沈着している赤い色素を破壊するというメカニズムで、特に部分的に赤くなっている
ニキビ跡の治療には高い効果を持っています。
こういった治療を受けることにより、ニキビ跡を改善させることが可能です。
また、日常的なスキンケアからも見直すことで、より効果を高めることが出来るでしょう。
化粧水から考えるニキビ治療とは
ニキビ治療のためには、肌を保湿することが何より大切です。
ニキビは皮脂分泌が増えることで発生すると思われていますが、乾燥も大いに関係しています。
保水力の低下した肌は、紫外線に対して弱くなります。
バリア機能が低下するため、炎症のリスクも高まります。
ニキビが発生している状態は肌が敏感になっているため、ニキビ治療のためには紫外線は大敵なのです。
化粧水を使用するときは、ケチらずにふんだんに使用しましょう。
少しずつ使って長持ちさせようと考える方もいますが、化粧水は多めに使用しないと本来の効果を発揮してくれません。
費用対効果を考えても、ニキビ治療の為にたっぷりと使用したほうがよいわけです。
十分に保水されたお肌は、バリア機能が高まります。
免疫力が向上するため、外的刺激に対して強くなるのです。
洗顔後は肌表面の水分が逃げていくため、化粧水をたっぷりと使用してからクリームでフタをしましょう。
クリームは水分を閉じ込める役割があるので、必ず使うようにしてください。